
蓄音 機Phonograph

蓄音 機(1875年~)
(写真は「ウィキペディア」様より引用)
蓄音機は言葉の意味は録音機であり、レコードプレーヤーの前身です。
日本ビクターや英国EMIのロゴマーク「His Master's Voice」(HMV)で、ニッパー(犬)君が耳を傾けている蓄音機はラッパ状のホーンを用いているが、後期の蓄音機は、より大型の箱型筐体そのものにホーン構造を収めた内蔵ホーン型が主流を占めた。有名な製品に米ビクター(後のRCA)のビクトローラ等があります。
エジソン時代から長らく針の動きを機械的に振動板(ダイヤフラム)に伝達して音響に変換し、ホーン(直径が指数関数的に拡大する導管)により音を拡大する機械的再生機として用いられたが、真空管の小型化と性能向上に伴い、レコード針の動きを電気信号に変換して増幅し、スピーカーを鳴らす「電気式蓄音機」すなわち「電蓄」が登場しました。
LPレコードは、レコードの溝が細かくなったことから、電気式蓄音機でないと再生できない。また、ステレオレコードに至っては、事実上電気信号を用いる方式でしか再生できなくなった。この時代以降、ハイファイ(Hi-Fi:「High Fidelity」の略語)という和製英語が生まれ、後に英語圏にも取り入れられました。再生機はステレオ、レコードに刻まれた音溝を電気信号に変換する機能はレコードプレーヤーと呼ばれるようになります。
蓄音機の数々は石川県金沢市尾張町にある「金沢蓄音器館」と岡山県岡山市浦安本町にある「大田蓄音機ミュージアム」において見ることができます。
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蓄音機 史
- 1875年
- フランス人エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィル(Édouard-Léon Scott de Martinville)が発明した。
- 1877年
- ベルリナーが円盤型レコードと蓄音機、グラモフォンを発明する。
- 1888年
- 鹿鳴館で井上馨や伊藤博文らが円筒形レコードを聴く。
- 1889年
- エミール・ベルリナーにより円盤式レコードへと改良された。
- 1903年
- 日本でレコードが輸入され始める。
- 1909年
- 日米蓄音機製造によって国産レコードが作られる。
- 1910年
- 日本発の国産蓄音機ニッポンノホンが発売された。
- 1924年
- ベル電話研究所で電気録音方式が開発される。
- 1930年
- 満州事変が起こり軍事レコードや愛国レコードが流行する。
- 1937年
- 日本フィルモン社が長さ13m、幅35mmのセルロイド系素材のベルトの両端を接続してエンドレスにし、そこに音溝を刻んだフィルモン音帯からレコード針で音を再生する装置を売り出している。
- 1951年
- LPレコードが日本で初めて販売される。
- 1958年
- ステレオプレーヤーが日本で初めて発売される。
- 1964年
- オランダでカセットテープレコーダーが開発される。
- 1971年
- 日本コロムビアがデジタル録音によるレコードを発売する。
- 1979年
- ソニーが「ウォークマン」を発売する。
- 1992年
- ソニーがMDウォークマンを発売する。
蓄音 機 代表作
- 「VICTOR IV」 (1902年) 大田蓄音機ミュージアム所蔵
- 「VICTOR ラッパ THE COLUMIA DISC GRAHOPHONE」 (1903年) 大田蓄音機ミュージアム所蔵
- 「H.M.V Model 52」 (1922年) 大田蓄音機ミュージアム所蔵
- 「E.M.Gin ExpertOverside」 (1932年) 大田蓄音機ミュージアム所蔵
- 「E.M.Gin Expert Juner」 (1933年) 大田蓄音機ミュージアム所蔵
- 「ビクトローラ CREDENZA」 (年) 大田蓄音機ミュージアム所蔵

蓄音 機「E.M.Gin Expert Juner」(1933年)













