
懐中 時計pocket watch
懐中 時計(1462〜)
(写真は「パテック・フィリップミュージアム」様より引用)
懐中時計はポケットやカバンなどに入れて持ち歩く小型の携帯用時計であります。
丈夫さとかさばらない手頃な大きさの懐中時計は、腕時計が登場するまでは携帯時計の代表として長い間、世界中で使用されてきました。
多くの場合文字盤はアナログ式で、鎖や組紐などでリューズのフック部と衣服を結着して落下を防止し、時計本体は衣服のポケットに収納して携帯するようになっているものが基本形であり、大きく分けて以下のような外面上の区別があります。
用途や製作側や愛用者の個性により、リューズの位置が12時の位置だったり、3時の位置だったり、6時の位置だったりすることがあります。
戦後以降、世界的に見ても、利便性のより高い腕時計に携帯時計市場をほぼ持っていかれた状況ではあるが(日本ではその腕時計でさえ、昨今は携帯電話の時計機能に脅かされている)、まだまだ日本国内や世界、とりわけ欧州の時計生産大国でもあるスイスにいたっては小さな工房での手作り懐中時計産業でさえ未だ健在であり、有名なバーゼル地方で開かれている時計市には今なお世界の懐中時計商が集っています。
外装の材質は真鍮やステンレスなどの金属製のものが多いが、金製や銀製といった貴金属を使用したものや、また蓋や裏蓋に彫刻がされているなど、装飾品としての価値があるものもあります。
懐中時計はその歴史が古いため、アンティーク品(おおむね戦前以前の品)や古くからの有名時計ブランドの高級品、その他ムーブメントや彫刻を楽しむ等々、懐中時計のコレクション(蒐集・鑑賞)を趣味としている者も世界中に数多く居ます。
また、「ポケットウォッチスタンド」という、懐中時計を置時計として使用するための専用スタンドも100年以上前から存在し(イギリスの老舗ラポートは100年以上前から高級ポケットウォッチスタンドを販売している)、高級な懐中時計は置時計として使用することも古くから行われてきました。
懐中時計の数々はスイスのジュネーヴにある「パテック・フィリップミュージアム」において見ることができます。
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主なブランド
- ロンジン
- 以前はチャールズ・リンドバーグをアドバイザーとした航空航法機能を搭載した腕時計の開発、世界初のフライバック機能の開発など高い技術を持ちクロノグラフのキャリバーを自社生産していたマニュファクチュールであったことが知られているが、クォーツショックなどで経営が先細り、現在スウォッチ・グループ傘下でありエタのムーブメントを入れた時計を製造している。
- モンディーン(モンデイン)
- モンディーン「スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ」は、同クロックのコンセプトを忠実に再現した腕時計であり、その視認性の高さとシンプルで完成されたデザインは、誕生以来20年以上が経過した現在も世界中でロングセラーを記録している。
- ウォルサム
- 懐中時計が有名なアメリカ最古の時計ブランドである。アブラハム・リンカーンやジェームズ・ブキャナン、川端康成も愛用していた。現在は日本の宝飾品メーカー、平和堂貿易の100パーセント子会社である。
- アエロ
- アエロ・ウォッチ懐中時計の特色は、懐中時計専門会社としての伝統と技術を今日まで引き継ぎ、ヨーロッパ古来の”打ち出し技術”による一流職人による"彫刻技術"を用いた、ハンドメイド制作のケース仕上げの美しさ、暖かさある雰囲気にある。
- ティソ
- 高度計、方位磁針、温度計、晴雨計などを機能として持ち、タッチスクリーンでその機能を切り替えるクロノグラフ(Tタッチ・シリーズ)はとても有名。
- セイコー
- 日本初の腕時計、世界初のクオーツウオッチを製品化し、現在も時計関連で有名であり、オリンピックなどの世界大会などで公式スポンサー、オフィシャルタイマーとしてたびたび参加している。
- オレオール
- オレオール時計は1895年時計王国スイスのラ・ショート・フォンにおいてフィリップ・ウォルフ氏により始められた。以来スイスの高級腕時計の一つとして広く世界各国に販売され、日本でも多くの方々にもご愛用いただいて参り、オレオールとはヨーロッパに於いて、聖者の頭上に輝く光の輪や、太陽・月のかさ(光輪)を意味する。
- エポス
- スイス製でコストパフォーマンスに優れた機械式時計。多彩なデザインが特徴。
- エルジン
- 1950年代以前の最盛期には、アメリカを代表する懐中時計・腕時計メーカーの一つであり、高級腕時計のブランドに数えられる存在だったが、アメリカの時計業界の衰退によってメーカーとしての実態は消滅した。現在はアメリカ本国では生産されなくなり、商標権を買い取った日本の福本電機が設立したエルジンインターナショナル株式会社によって、比較的廉価な価格帯の腕時計ブランド名として存続している。
- IWC
- アメリカ人技師フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ(Florentine Ariosto Jones)が時計職人のヨハン・ハインリッヒ・モーザーと協力して1868年にスイスのシャフハウゼンで創業した時計メーカーである。
- オメガ
- 世界的に有名なスイスの高級腕時計メーカーである。現在はスウォッチ・グループに属している。
- 精工舎
- 服部時計店(現・セイコーホールディングス株式会社)の製造・開発部門として設立された会社群が名乗っていた名前である。いずれも、セイコー本体または、創業家である服部家とその関連会社が大株主であった。
- ベンソン
- J.W BENSONについては、他のページでも触れておりますが、王室御用達を賜っているメーカ。タイプ別には”BANK”、”FIELD”、LUDGATE"、という三タイプ別にグレードが存在する。
懐中 時計 代表作
- 「懐中時計」 (年)
- 「ナースウォッチ」 (年)

懐中 時計「ハンターケース型」(年)











