
赤地 友哉 Yusai Akaji

赤地 友哉(1906〜1984)
(写真は「石川新情報書府」様より引用)
赤地友哉は代々、檜物師(ひものし)の家に生まれた陶芸家です。
生家の技術を生かした曲輪造りの技術を開発しました。
クサマキの曲輪の一本ずつを下地から漆塗りまで完成させたのち、それらを密着させず、竹針などで半固定の状態で継ぎ合わせて食籠(じきろう)や盛器(もりき)を作ります。
乾燥による歪みを曲輪同士のすき間で吸収し、器全体では狂わないという柔構造ともいえる組み立てが特徴です。
曲輪(まげわ)造りの技術を開発は古代の入念な木地製法でしたが、赤地の場合は構造自体を意匠としたのが特徴で、伝統漆芸に明快な機能美を導入した技法として高い評価を得ています。
赤地はこの技法を生かし、漆を塗ったままで仕上げ、漆の艶(つや)や刷毛目(はけめ)の後の美しさを生かした花塗(はなぬり)を得意としました。
赤地友哉の作品は「独立行政法人国立美術館」において見ることができます。
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赤地 友哉 年表
- 1906年
- 1月24日生。
- 1927年
- 独立。
- 1972年
- 紫綬褒章。
- 1974年
- 重要無形文化財「キュウ漆」の保持者に認定。
- 1978年
- 勲四等旭日章。
- 1980年
- 日本文化財漆協会会長に就任。
- 1984年
- 6月30日で没。
赤地 友哉 代表作
- 「曲輪造彩漆盛器」 (1960年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造彩漆鉢」 (1961年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造朱食籠」 (1962年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「木地糸目旅棗」 (1962年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造朱溜金彩盛器」 (1964年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造平棗」 (1966年) 京都国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造彩漆中次」 (1973年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造緑漆食籠」 (1975年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「はりぬき朱八角中次」 (1978年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「緑漆金彩八角食籠」 (1979年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「緑漆金彩八角食籠」 (1979年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「曲輪造毬形喰籠」 (1984年)

赤地 友哉「曲輪造毬形喰籠」(1984年)











