
金重 素山 Sozan Kaneshige

金重 素山(1909〜1995)
(写真は「やきものネット」様より引用)
金重素山は岡山県に生まれた陶芸家です。
金重素山の作品は、どれも端正で品格があます。とくに線(フォルム)が自然でやわらかく、そこはかとなく色気が感じられます 。
素山が自分の窯をもったのは55歳の時、それまで彼は作品を売ったことがなかった。その時、素山は「商売にするということになったら、作陶上どう影響があるかということを、自分で心配しました」と語っています。この金銭的なことをあまり頭に置かないという生き方と、「茶碗に限らずものを作る時に、自分を出したらいけんのです。
山は電気窯による桃山調の緋襷焼成に成功し、備前の伝統の流れの中に、新しい備前を創造した素山が、現代陶芸に与えた影響は大きいでした。
最晩年の押えるところは押え、あとはすっかり飛んでしまったような破格の茶碗、それでいてそこはかとなく色気の漂う茶碗を見た時、私は素山という人物とはじめて出会えたような気がしました。
金重素山の作品は「独立行政法人国立美術館」において見ることができます。
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金重 素山 年表
- 1909年
- 備前市伊部に備前焼窯元、金重慎三郎の三男として生まれる。
- 1927年
- 兄、金重陶陽の助手として、窯詰・窯焚を努める。
- 1951年
- 陶陽窯を離れ、大本教本部京都亀岡の花明山窯に奉仕。
- 1952年
- 花明山窯築窯。
- 1959年
- 大本教本部京都綾部の鶴山窯に奉仕。
- 1961年
- 鶴山窯築窯、初窯を焚く。
- 1963年
- 岡山市円山に登窯築窯。
- 1965年
- 岡山天満屋にて「初窯展」開催。
- 1966年
- 電気窯焼成の桃山調緋襷完成。
- 1967年
- 東京壺中居にて緋襷だけの作陶展開催。
- 1970年
- 日本橋三越にて「金重素山作陶展」開催。
- 1972年
- 三笠宮殿下、円山工房に来訪。
- 1974年
- 山陽新聞文化賞受賞。
- 1975年
- 「第3回日本陶芸展」推薦招待出品。
- 1978年
- 岡山天満屋にて「金重素山展」開催。
- 1979年
- 「第5回日本陶芸展」推薦招待出品。
- 1980年
- 「現代日本陶芸百選展」招待出品。
- 1982年
- 故郷伊部の南大窯跡(桃山時代)の横に牛神下窯築窯。
- 1983年
- 岡山県重要無形文化財に認定。
- 1984年
- 東京・大阪高島屋、名古屋松坂屋にて「備前 金重素山展」開催。
- 1988年
- 岡山天満屋にて「金重素山展」開催。
- 1990年
- 名古屋松坂屋、日本橋三越にて「傘寿 金重素山展」開催。
- 1991年
- 岡山天満屋にて「茶碗展」開催。
- 1995年
- 死去。
金重 素山 代表作
- 「備前たたき大皿」 (1985年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「備前湯呑」 (年) 個人所蔵
- 「備前茶碗」 (年) 東京国立近代美術館所蔵

金重 素山「備前湯呑」(年)











