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三輪 壽雪Jyusetsu Miwa

三輪壽雪 写真

三輪 壽雪(1910~)

(写真は「日本吉」様より引用)

三輪壽雪は山口県萩の伝統ある陶家、三輪窯にに生れた陶芸家です。

兄・十代三輪休雪(後の休和)に作陶を学び、長い修業の後に45歳から「休」と号して出品活動を始めました。1967年に「十一代休雪」を襲名し、1983年には兄に続き人間国宝に認定されて、名実ともに日本を代表する陶芸家の一人となります。
そして2003年、「休雪」を長男に譲り、自らは「壽雪」と号してさらなる一歩を踏み出しています。

「襲名によって今までの自分の作風を、前代方の作風と同じにしなければならないとは考えませんでした。確かに、伝統を守るという意味で、襲名するということは、先代から受け継がねばならぬものもあり自分なりに悩んだ時期もありましたけれども、だからといって、自分で作り上げてきた私なりの作風を、切り捨てることが果たしてよいことなのかと考えるとそうとは、思えません。これからも研究しながら作品をつくり続けていくことこそが、大切なのではないかと考えています。」とおっしゃっていた御歳96歳の三輪壽雪氏であります。

三輪壽雪の作品の数々は「独立行政法人国立美術館」において見ることができます。

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三輪 壽雪 年表

 
1910年
山口県萩市 代々萩焼を家業とする旧萩藩御用窯「三輪窯:九代休雪」三輪雪堂の三男として誕生。
1927年
旧制萩中学校卒業。兄である十代休雪(隠居後は休和)を助けながら伝統技法を学んだ。
1941年
三重県津市に工房を構えていた川喜田泥子に師事、茶陶の制作技法を身につける。
1955年
雅号を「休」と称し作家活動開始。
1957年
日本伝統工芸展 初出品「組皿」入選。
1960年
日本工芸会正会員 十代休雪と並び高い評価を受けた。
1967年
兄の休雪(休和)隠居後、三輪窯を受け継ぎ「十一代休雪」襲名。
1968年
中国文化賞 受賞。
1970年
山口県選奨(文化功労)。
1972年
山口県指定無形文化財「萩焼」保持者に認定。
1976年
紫綬褒章。
1982年
勲四等瑞宝章を受章。
1983年
重要無形文化財「萩焼」保持者に認定。兄弟での人間国宝認定は陶芸界で前例の無い快挙。
1990年
勲四等旭日小授章受章。
2003年
長男龍作へ「休雪」を譲る。「壽雪」と号を改める。
2008年
現在も活動を続けている。

三輪 壽雪 代表作

「鬼萩茶碗」 (1985年)
「白萩茶碗」 (1986年)
「鬼萩割高台茶碗」 (1987年)
「片身替り茶碗」 (1988年)
「鬼萩茶碗」 (1989年) 東京国立近代美術館所蔵
「白萩水指」 (1997年) 東京国立近代美術館所蔵
「萩灰被花入」 (1997年) 東京国立近代美術館所蔵
「萩焼角皿」 (2001年)
「鬼萩茶碗」 (2001年)
「書 無事」 (2002年) 東京国立近代美術館所蔵
「萩灰被四方水指」 (2003年) 東京国立近代美術館所蔵
「鬼萩割高台茶碗」 (2006年) 東京国立近代美術館所蔵
三輪 壽雪
三輪 壽雪「鬼萩茶碗」(2001年)

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