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野々村 仁清Ninsei Nonomura

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野々村 仁清(1613頃〜1694頃)

野々村仁清は京焼色絵陶器の大家です。

丹波国桑田郡野々村(現・京都府南丹市美山町旧大野村)の生まれまして、若い頃は粟田口や瀬戸で陶芸の修業をしたといわれ、のち京都に戻り、御室(おむろ)仁和寺の門前に窯を開きました。
中世以前の陶工は無名の職人にすぎませんでしたが、仁清は自分の作品に「仁清」の印を捺し、これが自分の作品であることを宣言しました。
そうした意味で、仁清は近代的な意味での「作家」「芸術家」としての意識をもった最初期の陶工であるといえようです。
仁清は特に轆轤(ろくろ)の技に優れたといわれます。現存する茶壺などを見ても、大振りの作品を破綻なく均一な薄さに挽きあげる轆轤技には感嘆させられます。
また、有名な「色絵雉香炉」や「法螺貝形香炉」のような彫塑的な作品にも優れています。
現存する仁清作の茶壺は、立体的な器面という画面を生かし、金彩・銀彩を交えた色絵で華麗な絵画的装飾を施しています。

野々村仁清については京都府南丹市美山町にある「野々村仁清の生家」において紹介しています。

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野々村 仁清 年表

 
1613年
現在の京都府南丹市美山町大野に誕生したと伝えられている。
1635年
京都へ出て粟田口で修行を積み、多くの焼物の写しを学ぶ。
1638年
八坂でも修行し、瀬戸の評判を聞き瀬戸へ赴くようになったよう。
1647年
開窯。
1657年
仁和寺の「仁」と清右衛門の「清」を取り「仁清」となる。
1659年
出身の地名にちなんで「野々村」と名乗る。
1694年
82歳で没したと伝えられてい。

野々村 仁清 代表作

「色絵雉香炉」 (年) 石川県立美術館所蔵、国宝
「色絵藤花図茶壺」 (年) MOA美術館所蔵、国宝
「色絵鱗波文茶碗」 (年) 北村美術館所蔵、重要文化財
「色絵月梅図茶壺」 (年) 東京国立博物館所蔵、重要文化財
「色絵芥子文茶壺」 (年) 出光美術館所蔵、重要文化財
「鶏図」 (年) 東京藝術大学大学美術館所蔵
野々村 仁清
野々村 仁清「色絵藤花図茶壺」(年)

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