
福沢 一郎 Ichiro Fukuzawa

福沢 一郎(1898~1994)
(写真は「ぐんまカルタ制作実行委員会」様より引用)
福沢一郎は群馬県に生まれた洋画家です。
一貫して主題(画題)を如何に表現するかということを追究し続けた、日本の絵画史に異彩を放つ作家です。
また、昭和初期における所謂「シュルレアリスム絵画」の紹介者としても広く知られています。
大正末期から平成へと至る画業において、彼はさまざまに主題と作風を変えながら制作に取り組みました。
彼の作品には、同時代の美術、社会、そして人間のすがたが見え隠れします。
それは、彼が生涯抱き続けたドライな批判精神により生み出されたものです。
また、彼の量感あふれる人体表現や独特な色彩感覚は、日本の洋画史において他に類を見ない特長といえます。
福沢一郎の作品は東京都世田谷区にある「福沢一郎記念館美術館」で鑑賞することができます。
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福沢 一郎 年表
- 1898年
- 北甘楽郡富岡町に生まれる。
- 1918年
- 東京帝国大学(現在の東京大学)文学部に入学。
- 1924年
- 彫刻の勉強のため渡仏。
- 1931年
- 第一回独立美術協会展。
- 1939年
- 美術文化協会を結成。
- 1941年
- 前衛的な絵画活動をきびしく制限され、戦争協力画制作などに従事する。
- 1945年
- 東京大空襲の後軽井沢に家族と共に疎開。
- 1949年
- 美術文化協会を脱退。
- 1952年
- 文化自由委員会の日本代表として同会主催の国際フェスティバルに参加するため渡仏。
- 1953年
- フランスからブラジルへ渡り、サンパウロ、ベレンなどの街に滞在。
- 1957年
- 第4回日本国際美術展に「埋葬」を出品、日本部の最高賞を受ける。
- 1965年
- 渡米。
- 1976年
- 「福沢一郎展」が群馬県立近代美術館で開催される。
- 1978年
- 文化功労者に選ばれる。
- 1988年
- 「福沢一郎展」が、群馬県立近代美術館と世田谷美術館で開催される。
- 1992年
- 「文化勲章受章記念 福沢一郎展」が群馬県立近代美術館で開催される。聖路加病院にて死去。
福沢 一郎 代表作
- 「劇の一幕 コメディ・フランセーズ」 (1927年) 三重県立美術館所蔵
- 「サンマロー駅」 (1929年) 個人所蔵
- 「Poisson d'Avril 四月馬鹿」 (1930年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「牛」 (1936年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「マレー沖会戦」 (1942年) 福富太郎コレクション所蔵
- 「船舶兵基地出発」 (1945年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「世相群像」 (1946年) 福沢一郎記念美術館所蔵
- 「樹海」 (1948年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「鮫」 (1950年) 福沢一郎記念美術館所蔵
- 「地獄門」 (1959年) 福沢一郎記念美術館所蔵
- 「戦士」 (1961年) 福沢一郎記念美術館所蔵
- 「自由か死を」 (1965年) 個人所蔵
- 「悪魔の矢 I」 (1974年) 池田20世紀美術館所蔵
- 「闘牛」 (1978年) 個人所蔵
- 「天の磐戸」 (1986年) 福沢一郎記念美術館所蔵
- 「ノアの箱舟の出来事」 (1965年) 福沢一郎記念美術館所蔵

福沢 一郎「地獄門」(1951年)













