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伊藤 清永 Kiyonaga Ito

伊藤清永 写真

伊藤 清永(1911~2001)

(写真は「伊藤清永美術館」様より引用)

伊藤清永は1911年(明治44)兵庫県で生まれ、昭和期に活躍した洋画家。繊細な色線を用いて描かれる豊かで優しい裸婦像を描き、後年、独自の画風を極めた清永は、最期まで「女性の美を追求し続けた」昭和を代表する洋画家です。

17際の時、女性像の描写を得意とした洋画家、岡田三郎助の門下生となり本郷研究所入所へ通い始めた清永は、後に東京美術学校に入学。在学中、1933年に開催された第14回帝展に初出品し、初入選を果たします(当時22歳)。その後は絵画の道を進み、日展や白日会などにおいて長年活躍し、日本風の表現が美しい歴史に残る洋画家としての道を歩みました。
晩年には文化賞や文化勲章を受章するなど洋画界に多大な足跡を残し、その作品の数々は兵庫県豊岡市出石町にある「伊藤清永美術館」において見ることができます。

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伊藤 清永 年表

 
1911年
兵庫県出石町下谷に生まれる。
1928年
岡田三郎助門下生となり本郷研究所入所。
1931年
初めて公募展に出品、槐樹杜展で「祐天寺風景」入選。
1933年
第14回帝展に「朝の路次」初出品、初入選。
1934年
第15回帝展に「秋光」出品。
1935年
東京美術学校油絵科卒業 卒業制作「裸婦」。
1936年
文部省美術展で「磯人」が選奨(特選)受賞。
1945年
終戦、復員。兄巍典に代わり吉祥寺の住職代理。
1947年
第3回 日展「I夫人像」が特選受賞。兵庫県立出石高等女学校図画教員嘱託となる。
1948年
第4回日展「室内」特選受賞。
1953年
伊藤絵画研究所創設。
1956年
日展審査員となる。
1962年
渡欧 パリ滞在制作後オランダ国立美術学校で制作。
1977年
「曙光」が日本芸術院恩賜賞および日展内閣総理大臣賞受賞 文化庁買い上げ。日展理事就任。
1986年
白日会会長。フジテレビで「巨匠の素顔」放映。
1987年
兵庫県出石町主催「現代洋画壇の重鎮・伊藤清永展」を開催。
1989年
兵庫県文化賞を受賞し兵庫県公館に作品が展示保存。出石町立伊藤美術館開館 同町名誉町民となる。生家吉祥寺の山門落成、本堂天井画「飛天」「風神雷神」奉納。兵庫県文化賞受賞。
1991年
文化功労者に顕彰。日展顧問。
1996年
文化勲章受章。式年遷宮記念神宮美術館企画運営委員会委員
1997年
「伊藤清永賞子ども絵画展」創設。「鮮麗なる裸婦の輝き伊藤清永展一文化勲章受章を記念して」を開催。
2001年
急性心不全のため軽井沢病院で逝去。

伊藤 清永 代表作

「秋光」 (1934年)
「磯人」 (1936年)
「I夫人像」 (1947年)
「室内」 (1948年)
「朝のノートルダム」
「曙光」 (1977年) 文化庁買上、日本芸術院所蔵
「翠光」 (1981年) 東京藝術大学大学美術館所蔵
釋尊伝四部作大壁画(1984年) 愛知学院大学所蔵
「マジョリカ壺のばら」 (1988年)
吉祥寺本堂天井画「飛天」「風神雷神」 (1989年)
「仮睡」 (1995年) 東京藝術大学大学美術館所蔵
伊藤 清永
伊藤 清永「曙光」(1977年)

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