
片多 徳郎 Tokurou Katata

片多 徳郎(1889〜1934)
片多徳郎は豊後高田市に生まれた洋画家です。
東京美術学校在学中に 文展 に初入選し、さらに連続して褒状や特選を受賞するなど、早くから注目されました。
その個性的作品は、発表されるたびに話題となり、若くして、帝展の審査員に挙げられた。
この片多のもとには、多くの大分県人が集まり、一つの人脈が形成されたが、晩年は生活が荒れ、健康を害し、自ら生命を断りました。
片多は生涯を通して約500点の作品(半数油彩画、半数が日本画 素描)を描いたが、その傾向をたどると、だいたい3期に分けられます。
文展初入選の「夜の自画像」は少し違うとしても、「黄菊白菊」や「或人の母」に見られるように、美術学校時代は、フランスの古典的写実描写に印象派風の明るい色彩を加味した作品であります。
こうした傾向は、当時の文展の主流であり、フランスでコランの指導を受けた黒田の外光描写的作風を、修練期にあった片多も受けついだ結果と考えられる。こうした学生時代が第1期であります。
片多徳郎の作品は北九州市戸畑区にある「北九州市立美術館」で鑑賞することができます。
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片多 徳郎 年表
- 1889年
- 西国東郡高田町大字美和2182番地に生まれる。
- 1901年
- 大分中学校に入学。
- 1906年
- 大分中学校を卒業。
- 1907年
- 東京美術学校西洋画科に入学。
- 1909年
- 第3回文展に「夜の自画像」が初入選となる。
- 1910年
- 第4回文展。
- 1911年
- 第5回文展。
- 1914年
- 第9回展。
- 1922年
- 帝展審査委員。
- 1929年
- 第一美術協会。
- 1934年
- 名古屋市西本願寺名古屋別院本堂裏手墓地にて自ら命を断つ。
片多 徳郎 代表作
- 「N-中出氏の肖像」 (1934年) 北九州市立美術館所蔵
- 「香玉」 (1931年) 個人所蔵
- 「婦人像」 (年) 東京藝術大学大学美術館所蔵

片多 徳郎「N-中出氏の肖像」(1934年)











