
川口 軌外 Kigai Kawaguchi

川口 軌外(1892~1966)
(写真は「和歌山県立図書館文化情報センター」様より引用)
川口軌外は有田川町生まれ、パリに学び日本の油絵を追求した洋画家です。
本名は孫太郎、軌外と号し、幼いときから絵を描くのが好きで、本格的に絵を学び始めました。
安井曾太郎に個人的な指導を受け、留学先のパリでは、アンドレ・ロートやフェルナン・レジェに学び、フォーヴィスム、キュビスムなど新しく登場した様式を積極的に吸収しました。
また、マルク・シャガールを訪問して影響もうけました。
鮮やかな色彩で、幻想的な情景を大きな画面に展開して、独立美術協会の中心的な作家として活躍していました。
第二次世界大戦後は、抽象的な作風を開拓し、戦後再編されたエコール・ド・パリやアンフォルメルなど、新しい表現も積極的に取り入れて、常に実験的な姿勢で制作を続けました。
日本とヨーロッパの文化に対する深い理解を根底に持ちながら、常に新たな表現を取り入れ制作に打ち込んでいました。
川口軌外の作品は「独立行政法人国立美術館」で鑑賞することができます。
川口軌外の絵画・洋画買取は古美術八光堂にお任せください。全国どこへでも出張買取いたします。
川口 軌外 年表
- 1892年
- 有田郡御霊村(現:有田川町)に生まれる。
- 1907年
- 本格的に水彩画を描き始めた。
- 1912年
- 画家を志して上京し太平洋画会研究所、日本美術院洋画部に学んだ。
- 1916年
- 友人と和歌山市で南紀洋画展を開催。
- 1917年
- 第4回二科展に「静物」が初入選する。
- 1919年
- フランスに渡り。
- 1923年
- 一時帰国して、妻子を連れて再度渡仏する。
- 1929年
- 帰国。
- 1966年
- 73歳で亡くなった。
川口 軌外 代表作
- 「スヴニール」 (1932年) 京都国立近代美術館所蔵
- 「白い花」 (1932年) 静岡県立美術館所蔵
- 「静物」 (1934年) 田辺市立美術館所蔵
- 「少女と貝殻」 (1934年) 和歌山県立近代美術館所蔵
- 「群鳥」 (1938年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「鳥の情態」 (1952年) 京都国立近代美術館所蔵
- 「異影」 (1953年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「構成 composition」 (1957年) 田辺市立美術館所蔵
- 「港」 (1957年) 田辺市立美術館所蔵
- 「作品」 (1960年) 京都国立近代美術館所蔵
- 「顔のある木」 (1962年) 京都国立近代美術館所蔵

川口 軌外「白い花」(1932年)













