
宮本 三郎 Saburo Miyamoto

宮本 三郎(1905~1974)
(写真は「宮本三郎記念美術館」様より引用)
宮本三郎は、石川県能美郡出身の洋画家です。油彩画の他に雑誌や新聞小説の挿絵も多く手がけ、戦時中は戦争画も手がけました。国立霞ヶ丘陸上競技場の壁画や切手の原画などで知られ、晩年には木版画の作品も手がけています。
宮本は生涯を通してより豊かな人体表現を探求し、その優れた線描から「天性の素描家」とも称されました。
宮本三郎の作品は「世田谷美術館」や「東京国立近代美術館」などで見ることが出来ます。
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宮本 三郎 年表
- 1905年
- 5月23日、石川県能美郡末佐美村字松崎に生まれる。
- 1920年
- 画家を志し小松中学校を中退、神戸に出る。
- 1922年
- 上京。川端画学校洋画部 藤島武二に師事。
- 1923年
- 光風会展 初入選。
- 1927年
- 第14回二科展「白き壺の花」。
- 1928年
- 遠藤文枝と結婚。
- 1931年
- 第3回鉦人社展 出品。
- 1932年
- 二科展会友に推挙。第4回新美術家協会展「レヴイユーの女達」出品。
- 1934年
- 第21回二科展「裸婦」「家族席」「海女」出品。初個展・宮本三郎油絵素描展を開催。
- 1935年
- 第7回新美術家協会展「裸女結髪」「赤のクッション」出品。東京府美術館開館十周年記念現代総合美術展「観客席」出品。第22回二科展「婦女三容」「青い敷物」出品。
- 1936年
- 二科会会員に推挙。岸田國士の小説「雙面神」挿絵を描く。
- 1937年
- 田村孝之助らとグループ・朱玄会を結成。
- 1938年
- 第1回朱玄会展「花と女」「静物」出品。新美術家協会10周年記念展「赤い背景」「青い敷物」賛助出品。渡欧。パリのアカデミー・ランソンに籍を置く。
- 1939年
- 第二次世界大戦の勃発に伴い帰国。
- 1940年
- 陸軍省嘱託として小磯良平等と共に中国へ従軍。二科展に滞欧作を特別陳列する。第3回朱玄会展「エトルタ風景」「少女像」滞欧作を出品。
- 1942年
- 第29回二科展「マライの子供」ほか出品。第1回大東亜戦争美術展覧会「山下、パーシバル両司令官会見図」「香港ニコルソン附近の激戦」が特別陳列。
- 1943年
- 「山下、パーシバル両司令官会見図」帝国美術院賞受賞。第2回大東亜戦争美術展「海軍落下傘部隊メナド奇襲」朝日賞受賞。初の著書『宮本三郎南方従軍画集』刊行。
- 1945年
- (財)石川県美術文化協会設立、評議員・企画委員に就任。
- 1946年
- 金沢美術工芸専門学校講師就任。壁画「日本の四季」(6面)完成。
- 1947年
- 旧二科会会員 熊谷守一・栗原信・黒田重太郎・田村孝之介・中川紀元・鍋井克之・正宗得三郎・横井礼市 と第二紀会を結成。第二紀会第1回展「清流」出品。
- 1948年
- 金沢美術工芸専門学校教授就任。
- 1949年
- 設立に尽力した日本美術家連盟が創立 洋画部委員に就任。二紀展「寝たる裸婦」「金魚と裸婦」ほか出品。
- 1950年
- 金沢美術工芸専門学校教授辞任。第1回選抜秀作美術展「裸婦」出品。二紀展「裸婦A」「裸婦B」出品。
- 1951年
- 第1回サンパウロ・ビエンナーレ出品。
- 1952年
- 渡欧。
- 1948年
- 帰国。多摩美術大学絵画科教授 就任。第2回日本国際美術展 招待出品。二紀展「トレドの道」「シャルトルにて」出品。宮本三郎滞欧作品展を開催。
- 1954年
- 石川県繊維会館に壁画「産業と文化」完成。第1回現代日本美術展に「画室の裸婦」出品。
- 1955年
- 東京教育大学非常勤講師に就任。二紀展「人間群像」出品。
- 1956年
- 二紀展「家族」「箱根」出品。
- 1957年
- 安井賞の選考委員 就任。宮本三郎素描展 舞妓 開催。「裸婦」「農夫」「薪を運ぶ人」二紀展出品。
- 1959年
- 日本美術家連盟 美術家会館 委員長就任。金沢駅コンコース壁画「加賀獅子」除幕式。「流水(手取川)」二紀展 出品。
- 1960年
- 国際造形芸術家連盟(IAA)日本国内委員長就任。宮本三郎素描展 開催。二紀展「水」「紅衣」「白衣」出品。
- 1961年
- 15周年記念二紀展「立っている女」「黒い髪」出品。
- 1962年
- 「盛夏山湖」「裸婦A」「裸婦B」二紀展 出品。
- 1963年
- 第7回日本国際美術展「歌手」招待出品。
- 1964年
- 国立競技場にモザイク壁画の除幕式(原画を制作)。
- 1965年
- 第8回日本国際美術展「歓喜」出品。二紀展「不忍夜曲」「化粧室の裸婦」出品。日動サロンで自選による55点を出品の宮本三郎展を開催。
- 1966年
- 芸術院会員。多摩美術大学教授辞任。
- 1967年
- 二紀会が社団法人に認可され、初代理事長に就任。
- 1968年
- 第8回現代日本美術展「赤い敷物」「蘭花」招待出品。二紀展「更紗の前」「花のカリアチード」出品。
- 1969年
- 宮本三郎 花・裸婦・舞妓展を開催。二紀展「浴女」「裸女達に捧ぐ」出品。
- 1970年
- 「レ・トロワ・グラース」「浴泉」二紀展に出品。
- 1971年
- 金沢美術工芸大学名誉教授 就任。宮本三郎作品展「花と裸婦 女神たちの復活」開催。
- 1972年
- 二紀展「VENUS ANADYOMENE(三部作のうちその2)」「女優」出品。
- 1973年
- 胃の手術のために入院、手術を受ける。二紀展「SALOME」「牧歌(三部作其三)」出品。
- 1974年
- 10月13日、逝去。遺作「假眠」二紀展出品。
宮本 三郎 代表作
- 「青い敷物」 (1936年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「南苑攻撃」 (1941年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「裸婦群像」 (1954年) 京都国立近代美術館所蔵
- 「蘭花」 (1961年) 京都国立近代美術館所蔵
- 「黒い髪」 (1961年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「妻と私と」 (1963年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「二人」 (1971年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「VENUS ANADYOMENE(3部作の内その2)」 (1972年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「SALOME(女シリーズ 1)」 (1973年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「舞妓十二題」 (1973年)京都国立近代美術館所蔵

宮本 三郎「舞妓十二題 折鶴」(1972年)











