
郷倉 和子 Kazuko Goukura

郷倉 和子(1914〜)
(写真は「郷倉アート資料館」様より引用)
郷倉和子は東京都出身の日本画家です。
父はのちに日本美術院会員となる日本画家で、和子の誕生時は東京美術学校(現東京芸術大学)に入学しました。
間もなくボストン美術館に収蔵されている日本美術を調査研究するため、単身渡米しました。
明治の前半まで、日本画を学ぶのは画塾や工房が中心でした。
大正期になると上村松園ら閨秀画家が、文展や帝展で活躍するようになりました。
戦後、画壇では日本画滅亡論が唱えられ、自由な発想による西洋絵画を日本画のなかにも取り入れようという風潮が起こりました。
もとより自由に創造する図案制作が得意だった和子と、この新しい絵画運動は、価値観を同じくするものでした。
順風満帆の出航からほぼ二十年後、新日本画運動の洗礼を受けて航海の荒海に挑んできた和子の作品は、情緒的な美に傾きやすい日本画のなかで、異才を放っていました。
郷倉和子の作品は東京都世田谷区にある「郷倉アート資料館」で鑑賞することができます。
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郷倉 和子 年表
- 1914年
- 東京都に生まれる。
- 1935年
- 女子美術専門学校日本画科卒業。
- 1937年
- 安田靫彦に師事。
- 1955年
- 第40回院展奨励賞。
- 1956年
- 第41回院展奨励賞。
- 1957年
- 第42回院展日本美術院賞。
- 1958年
- 第43回院展佳作。
- 1959年
- 第44回院展奨励賞。
- 1960年
- 第45回院展日本美術院賞。
- 1970年
- 第55回院展文部大臣賞。
- 1984年
- 第69回院展内閣総理大臣賞。
- 1989年
- 日本芸術院賞恩賜賞。
- 1997年
- 日本芸術院会員。
- 2002年
- 文化功労者。
郷倉 和子 代表作
- 「高原の秋」 (1934年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「庭の一隅」 (1935年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「和やかな早春」 (2005年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「好望」 (2006年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「うららか」 (2006年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「水辺の春光」 (2007年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「旭日富岳」 (2007年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「献花」 (2007年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「旭日晴天」 (2008年) 郷倉アート資料館所蔵
- 「花の精」 (2008年) 郷倉アート資料館所蔵

郷倉 和子「花の精」(2008年)











