
堀 文子 Fumiko Hori

堀 文子(1918〜)
(写真は「楽天ブログ」様より引用)
堀文子は東京に生まれた日本画家です。
70年にわたり、自然の中の命の姿を描き続けてきました。堀さんは「花の画家」と呼ばれています。
透明感あふれる色彩と丹念な筆致で描かれた作品は、自ら花を植え育て、咲いてから散りゆくまでを見守ることで生み出され、一瞬もとどまることなく移ろいゆく命の姿をとらえようと、細部まで観察するそのまなざしは、科学者のように静謐です。
堀さんはこれまで、住まいを変え、旅を重ねながら新しい作風を切り開いてきました。
夫を亡くした後の海外放浪。70歳を超えてからのイタリア移住します。
82歳のときには、幻の花ブルーポピーを訪ねて、ヒマラヤの5000メートルの高地を踏破しました。しかし6年前、重い病に倒れ、自由に旅をすることが難しくなります。
そんなとき出会ったのが、顕微鏡の中の世界です。
レンズの下の一滴の水を泳ぎ回るミジンコに、堀さんは、シンプルだけれど完璧な生命装置を発見します。
原始の生物は、その姿で、何億年も命をつないできたのです。以来、堀さんは、蜘蛛の巣の造形にも神の芸術を見出し、どうにかそれを絵にしようと、新たな技法にも取り組みました。
堀文子の作品の数々は「独立行政法人国立美術館」において見ることができます。
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堀 文子 年表
- 1918年
- 東京に生まれる。
- 1940年
- 女子美術大学卒業。
- 1952年
- 第2回上村松園賞受賞。
- 1987年
- 第36回神奈川県文化賞受賞。
- 1992年
- イタリア・アレッツォで個展開催。
- 1994年
- 名都美術館で「堀文子展」開催。
- 2001年
- 箱根成川美術館で「堀文子展」開催。
- 2004年
- ニューオータニ美術館で「堀文子展」開催。
- 2007年
- 高島屋堀文子展-画業70年自然と共に生きて-。
堀 文子 代表作
- 「霧の野」 (1960年) 東京国立近代美術館所蔵
- 「極微の宇宙に生きるものたち2」 (2002年)
- 「華やぐ終焉」 (2004年)
- 「孤絶の花ブルーポピー」 (2007年)

堀 文子「極微の宇宙に生きるものたち2」(2002年)











