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久田 家Ke Hisada

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久田 家(1559~)

久田家は茶家の一つです。

三千家の縁戚として表千家の茶を業とする高倉久田家と、久田流(ひさだりゅう)を称する両替町久田家とがあります。
久田家の庵号は半床庵(はんしょうあん)といい、3代宗全による二畳中板の茶室を指します。

久田家の家祖については明らかでないが、室町末期の佐々木義実の家臣で久田実房という武人が元祖だとされます。
口伝により実房は千利休の妹宗円の夫であるとされ、資料はないながらも表千家と高倉久田家の間では了解されています。
それによれば、このとき利休は茶杓を削って「大振袖」と名づけ「婦人シツケ点前一巻」と共に宗円に与えたという。この婦人点前が、今日表千家や久田流に伝わる女点前の源流であるとされています。
実房の子は房政といい、剃髪して宗栄と名乗り、茶人であったと考えられており、これを久田家の初代としています。
3代久田宗全は手工に秀で、宗全籠に名を残す他、茶碗茶杓などに優品が多いです。

4代不及斎には二男あり、理由は不明ながら次男の宗悦が半床庵を継嗣しました。
その後の久田家の継承は表千家の継承の影響を受けて波乱が多いです。

久田家に関しては「久田流向翔会」において見ることができます。

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久田 家 年表

 
1559年-1624年
初代:宗栄。斎号:生々斎。俗名は久田新八房政、利休の甥か。
1610年-1685年
二代:宗利。斎号:受得斎。利休の後妻宗恩の連れ子で女婿。
1647年-1707年
三代:宗全。斎号:徳誉斎。元は本間勘兵衛と称した。
1681年-1744年
四代:宗也。斎号:不及斎。宗全の甥。
1715年-1768年
五代:宗悦。斎号:凉滴斎。不及斎の次男。
1742年-1785年
六代:砡翁宗渓。斎号:●泉斎。久田宗全の子、襲名以前は宗員と称した。
1767年-1819年
七代:維妙宗也。斎号:皓々斎。九条家の臣、嵯峨家よりの養子。
不詳-1844年
八代:宗利。養子、元は関宗厳と称した。
不詳-1862年
九代:一乗宗与。住山楊甫の孫。
1856年-1895年
十代:宗悦。斎号:玄乗斎。表千家10代吸江斎の子で皓々斎の孫。
1884年-1946年
十一代:守一宗也。斎号:無適斎。表千家10代吸江斎の子。
1925年-
十二代:宗也。斎号:尋牛斎。当代。

久田 家 代表作

「楽焼刀豆形掛花生」 (3代宗全) 個人所蔵
「棗釜」 (11代守一宗也) 個人所蔵
「瓢花入」 (12代宗也) 個人所蔵
久田 家
久田 家「楽焼刀豆形掛花生」(3代宗全)

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