店主日誌

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買受

昨日、古美術品があるということで

買受に出かけた

古い友人の紹介だったので

詳しく聞かなかったが

掘り出し物が発見できるのではと

期待で胸が膨らんだ

現場についてみると

棟続きのしもた家だった

なんでも友人がお世話になっている

社長の実家だそうで

今は誰も住んでいなということ

ひんやりとした玄関は

昔の風情で懐かしい

奥に通されると

障子で仕切られた六畳二間に

古い木箱の物や贈答品が

ごちゃ混ぜに山積みになっていた

木箱は無名作家の、陶器の干支の置物と

陶器の火鉢、九谷の花瓶、信楽の花入れ

節句の飾り物と、お雛さま

紙箱に入った贈答品の山と

それ以外に、水牛の角、鳥の剥製

陶器の大火鉢などで

金額の提示と言うより残念ながら

買えないものばかりであった

昔はリサイクルショップの

キャッチフレーズが

「何でも買います」とうたっていたが

今はどうなのかと思う

近頃は何でも売れると言う時代ではない

寂しいけれど、これらはお断りした

結局、床の間の天袋と押入れの中から

見つけ出した掛軸他数点を

買わせていただいた


    掛軸      6本    30,000
    銀杯      3点    13,000
    香呂      1点    10,000
    帯止め     2点    24,000
    贈答品      山    10,000
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